もうすぐ2026年、午(うま)年がやってきますね!🐴
「せっかくだから、動く年賀状(アニメーション動画)を作ってSNSで送りたい!」と思っても、馬が走る絵を描くのって、プロのアニメーターでもめちゃくちゃ難しいってご存知でしたか?
4本の足がどう動くのか、筋肉はどう躍動するのか……イチから手描きしようとすると、お正月が過ぎてしまいます。
そこで今回は、話題の動画生成AI**「OpenAI Sora 2.0」と、iPadで大人気のアニメ制作アプリ「Procreate Dreams 2.0」**を組み合わせた、「賢く・楽しく・効率的」な制作フローをご紹介します!
1. なぜ「AI × 手描き」なのか?
「AIに全部作らせればいいんじゃない?」と思うかもしれません。でも、AIだけで作った動画は「あ、これAIだね」とすぐにバレてしまうし、あなたの「個性」や「温かみ」が伝わりにくいんです。
そこで提案したいのが、「いいとこ取り(ハイブリッド)」作戦です。
- Sora 2.0の役割(骨組み):
苦手な「物理演算(重力や動きのルール)」を担当。馬の複雑な足運びや、水しぶきの動きなどを、物理法則に従って正確に生成してくれます[1, 2]。 - Procreate Dreams 2.0の役割(魂):
あなたの「アートスタイル」を担当。AIが作った動きを下敷きにして、あなたの好きな筆致や色使いを乗せることで、作品に命を吹き込みます[3, 4]。
つまり、面倒な計算はAIに任せて、楽しい「絵作り」だけに集中しよう! というのが今回のテーマです。
2. 具体的な手順:ハイブリッド年賀動画の作り方
それでは、実際のワークフローを見ていきましょう。3つのステップで進めます。
ステップ1:Sora 2.0で「動く下絵」を作る
まずは素材作りです。Sora 2.0は「物理的に正しい動き」を作るのが得意なので、ここをフル活用します。
🎬 プロンプト(AIへの指示)のコツ デザイン初心者でも失敗しないポイントは、**「カメラを固定すること」と「具体的に書くこと」**です。
例えば、こんな風に指示を出します(英語での入力が推奨されます)。
Prompt: A majestic horse galloping through a snowy field, side view, stable camera shot, cinematic lighting. (雪原を駆ける雄大な馬、横からの視点、カメラは固定、映画のようなライティング)
- Side view(横からの視点): 動きが分かりやすく、後でなぞりやすいアングルです[5, 6]。
- Stable camera(カメラ固定): カメラがぐらぐら動くと、後で絵を乗せるのが大変になります。手ブレなしを指定しましょう[7]。
生成された動画は、**「1080p」**の解像度で保存しておきましょう。Procreate Dreamsで扱うのにちょうど良いサイズです[7, 8]。
ステップ2:Procreate Dreams 2.0へ読み込む
ここが一番の「技術的な落とし穴」ポイントです!
Soraで作った動画と、手描きアニメの設定をうまく合わせる必要があります。
🔧 設定のポイント:フレームレート(FPS) Soraの動画は通常「30fps(1秒間に30枚の絵)」で滑らかですが、手描きの温かみを出すには**「12fps(1秒間に12枚)」**くらいがベストです。
- Procreate Dreamsで新規プロジェクトを作る際、フレームレートを**「12fps」**に設定します[9, 10]。
- Soraの動画を読み込みます。
- 動画トラックの不透明度(Opacity)を50%くらいまで下げると、その上に絵が描きやすくなります[9, 11]。
こうすることで、なぞる枚数が半分以下(30枚→12枚)になり、作業時間が大幅に短縮されます!これを「コマ打ち」と言ったりします。
ステップ3:ロトスコーピング(なぞり描き)で魂を注入
ここからがあなたの腕の見せ所です!「ロトスコーピング」とは、実写映像などを下敷きにしてアニメを描く伝統的な技法です。
- Flipbook(フリップブック)モードを起動:
Procreate Dreams 2.0で強化された機能です。動画の上に新しいトラックを作り、フレームごとに馬の輪郭をなぞっていきます[12, 13]。 - あえて「崩す」のがコツ:
線をきっちりなぞりすぎるとAIっぽさが残ります。筆ペンブラシなどで、勢いよく描いたり、あえて線を途切れさせたりして「手描き感」を出しましょう[14, 15]。 - 魔法のエフェクトを追加:
Dreams 2.0の新機能**「輝度マスク(Luminance Mask)」**を使うとプロ級の演出ができます。Soraで「黒背景に舞う金粉」の動画を別途作り、それを文字レイヤーのマスクとして使うと、「謹賀新年」の文字がキラキラ輝く演出が簡単に作れます![16, 17]
3. まとめ
「AIに描かせる」のではなく、「AIと一緒に描く」。
これが2026年に向けた新しいクリエイターのスタイルです。Sora 2.0が「馬を走らせる」という重労働を肩代わりしてくれたおかげで、あなたは「どんな筆使いにするか」「どんなメッセージを添えるか」という演出とデザインに全力を注ぐことができます[18, 19]。
- Sora 2.0でリアルな動きを生成
- Procreate Dreams 2.0で手描きの温もりをプラス
- 12fps設定で作業を効率化
この3つを意識して、ぜひ世界に一つだけの「ハイブリッド年賀動画」にチャレンジしてみてください!
Happy Creating! 🎨✨